• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2012 年度 実績報告書

エクメーネ・リサージェンスの新体系構築

研究課題

研究課題/領域番号 22360202
研究機関筑波大学

研究代表者

谷口 守  筑波大学, システム情報系, 教授 (00212043)

研究分担者 石田 東生  筑波大学, システム情報系, 教授 (20114853)
岡本 直久  筑波大学, システム情報系, 准教授 (70242295)
堤 盛人  筑波大学, システム情報系, 准教授 (70292886)
谷口 綾子  筑波大学, システム情報系, 講師 (80422195)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワードエクメーネ / 持続可能性 / コンパクトシティ / 態度・行動変容 / リサージェンス
研究概要

持続可能性を確保するうえで、居住域を包括するエクメーネの傷みを修復し、地域蘇生(リサージェンス)へとつなげる方法論の確立が求められている。そのために、本研究では当該年度について、研究計画の流れに従って、下記のとおり所定の成果をあげることができた。
1)昨年度の研究結果より課題であることが示された、上位の計画であるマスタープランのスケールで、持続可能性を実現できるだけの仕組みが本当にどれだけ内在されているかについて、実例を収集・分析することで検討した。
2)より広域的な視点にたつ場合、最終的には国家レベルで持続可能性の目標をどのように置いているかが下位のプランに影響を及ぼす。この最上位計画である国家レベルでの持続性評価指標の実態を国際的な観点から初めて把握し、その課題を明示した。
3)また、今後の時間軸を考慮する中で、新しい都市づくりの中で技術革新が及ぼす影響をあわせて定量的にモデル化した。
4)各自治体が今後の政策展開を考究する上で直接活用できるような都市モデルを新都市経済学の考え方を応用することで構築し、実際に適用を行った。5)更にこれらモデルでは完全にカバーすることのできないエクメーネを修復する過程の中で生じる新たなリスクについても配慮を行い、その計量化と対応政策を評価した。6)同時に、自地域だけで地域修復が困難となるケースにも視野を広げ、他地域援助などの新たな枠組み、制度での対応方策について実証分析を通じて今後の方向性を示し、研究の取りまとめを行った。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (13件)

すべて 2012 その他

すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件) 学会発表 (5件)

  • [雑誌論文] 都市計画マスタープランに見る低炭素化のためのコンパクトシティ政策の現状2012

    • 著者名/発表者名
      谷口守・肥後洋平・落合淳太
    • 雑誌名

      環境システム研究

      巻: Vol.40 ページ: 395-402

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 持続可能性指標の継続実態に関する研究2012

    • 著者名/発表者名
      伊勢晋太郎・谷口守
    • 雑誌名

      環境システム研究

      巻: Vol.40 ページ: 403-410

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 住宅街区のスマートグリッド導入適性に技術革新が及ぼす影響2012

    • 著者名/発表者名
      谷口守・落合淳太
    • 雑誌名

      不動産学会学術講演会論文集

      巻: No.28 ページ: 29-38

    • 査読あり
  • [雑誌論文] コンパクトシティ形成過程における都市構造リスクに関する予見2012

    • 著者名/発表者名
      安立光陽・鈴木勉・谷口守
    • 雑誌名

      土木学会論文集D3

      巻: Vol.68、No.2 ページ: 70-83

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 「応用都市経済モデルの課題と展望」2012

    • 著者名/発表者名
      堤盛人・山崎清・小池淳司・瀬谷 創
    • 雑誌名

      『土木学会論文集D3(土木計画学)』

      巻: Vol. 68,No. 4 ページ: 344-357

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 「開発者行動を考慮した応用都市経済モデル」2012

    • 著者名/発表者名
      堤盛人・宮城卓也・山崎清
    • 雑誌名

      『土木学会論文集D3(土木計画学)』

      巻: Vol. 68,No. 4 ページ: 333-343

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 他地域に対する市民レベルの援助実態とその参加要因に関する研究、-東日本大震災をケーススタディとして-2012

    • 著者名/発表者名
      谷口守・山口裕敏
    • 雑誌名

      都市計画論文集

      巻: No.47-3 ページ: 457-462

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 「好きな教科」と他地域援助の関連分析、-東日本大震災をケーススタディとして-2012

    • 著者名/発表者名
      谷口守・山口裕敏・土居千紘
    • 雑誌名

      土木学会論文集H(教育)

      巻: Vol.68、No.1 ページ: 23-27

    • 査読あり
  • [学会発表] 地方分権時代における都市計画を通じた自動車CO₂排出量低減政策の可能性2012

    • 著者名/発表者名
      谷口守・肥後洋平・落合淳太
    • 学会等名
      第46回土木計画学研究発表会
    • 発表場所
      埼玉大学
    • 年月日
      20121102-20121104
  • [学会発表] 他地域援助に配慮した個人の類型化とその援助傾向に関する研究2012

    • 著者名/発表者名
      谷口守・山口裕敏・山室寛明
    • 学会等名
      第46回土木計画学研究発表会
    • 発表場所
      埼玉大学
    • 年月日
      20121102-20121104
  • [学会発表] 集落に立地する都市サービスの長期的変遷に関する研究2012

    • 著者名/発表者名
      宮木祐任・根本拓哉・谷口守
    • 学会等名
      第46回土木計画学研究発表会
    • 発表場所
      埼玉大学
    • 年月日
      20121102-04
  • [学会発表] コンパクトシティ富山の「お団子」の整備方針と課題2012

    • 著者名/発表者名
      片岸将広・谷口守・金山英樹・小滝省一
    • 学会等名
      第45回土木計画学研究発表会
    • 発表場所
      京都大学(吉田キャンパス)
    • 年月日
      20120602-20120603
  • [学会発表] 東松島市の復興計画策定過程における住民意見の変容について

    • 著者名/発表者名
      宮木祐任・森英高・佐藤剛・古山守夫・高橋護・谷口守
    • 学会等名
      都市計画学会総会、ポスターセッション
    • 発表場所
      東京大学

URL: 

公開日: 2014-07-24  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi