研究概要 |
本研究は,アークジェットの推進剤としてジメチルエーテルを適用することにより推進系の簡素化を図ると共に,プラズマジェットを利用してスロットリング可能な固体推力増強モジュールを実現する.アークジェット推進機を試作し,推力増強モジュールの設計に必要な燃焼速度を評価した.アークジェット推進機は,比推力は 330 秒,推進効率は 0.14となった.また,加熱下における固体推進薬の燃焼速度を計測したところ,推力増強モジュールが安定した推力を生成する条件を満たしていることを示し,燃焼制御に必要な熱流束の範囲を審らかにした.
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