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2012 年度 実績報告書

重力テンソル計測を目指した超高精度加速度計の開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 22360378
研究機関静岡大学

研究代表者

笠原 順三  静岡大学, 防災総合センター, 客員教授 (70012953)

研究分担者 近藤 逸人  東京海洋大学, 海洋工学部, 准教授 (40361802)
清水 悦郎  東京海洋大学, 海洋工学部, 准教授 (60313384)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード重力テンソル / 加速度計 / 密度構造 / レーザー干渉計 / フォースバランス / エトベス
研究概要

重力テンソル計測のための加速度計と2台の加速度計の差による重力テンソルを測定できる差分型加速度計を開発試作した。長さ10cmのペンジュラムと厚さ40ミクロンの切り込みを持つ燐青銅バネ材を用いた。比重19.3g/ccのタングステン材を用いたプルーフマス100gを用いた。このマスに作用する加速度とそれによって生じる力をレーザー干渉計により変位を検出する。ペンジュラムの途中に付けたトルカーコイルに電流を流すことにより変位を0にする。それにより加速度変化を検出する。加速度計には様々な外気温、レーザー干渉計のドライバー回路の温度、気圧、などの外的要素が影響する。気象庁松代地震観測所の地下壕を利用し2台の試作加速度計による1ヶ月の長期観測を行った。その結果、変位にして10nmの差、加速度の差にして3μgal、重力テンソルにして30E(エトベス)の分解を得た。まだセンサーを移動しながらの計測ができるかどうかの解決すべき事項もあるが資源探査に使える精度に近づいたと考える。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Develpoment of a new 3D gravitational tensor inversion for imaging of density distribution in the ground2013

    • 著者名/発表者名
      Kasahara, J.
    • 学会等名
      物理探査学会
    • 発表場所
      会場未定(宮城県)
    • 年月日
      20131110-20131113

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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