研究課題
基盤研究(B)
高速・熱中性子結合炉心は高速炉心に熱中性子を発生する領域が分散配置された高速炉心である。高速・熱中性子結合炉心の核的な特性を原子炉物理学の観点から明らかにするとともに水冷却高速炉の高増殖性について研究した。まず、高速・熱中性子結合炉心は炉心の非均質性が高いため、隣接する集合体間の核的非均質性の影響をセル均質化マクロ断面積に反映させた炉心解析法を開発した。次に、燃料棒を密に束ねた新燃料集合体を考案し、軽水冷却高速炉で、複合システム増倍時間が40 年程度にできることを核的に世界で初めて明らかにした。熱水力設計を含む炉の成立性は今後の課題である。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (6件) 備考 (6件) 産業財産権 (3件) (うち外国 1件)
Journal of Nuclear Science and Technology
巻: Vol.50, Issue 1 ページ: 15-20
DOI:10.1080/00223131.2013.750053
Annals of Nuclear Energy
巻: 57 ページ: 221-229
http://dx.doi.org/10.1016/j.anucene.2013.01.058
http://www.f.waseda.jp/okay/index.html