研究課題
基盤研究(B)
光熱変換法の信号発生原理を応用し、発生した熱の拡散長を制御することで多接合構造太陽電池の変換効率低下の原因となる熱エネルギー損失、つまりキャリアの再結合損失の深さ方向断面プロファイルを測定する新たな評価手法を開発した。断続周波数を変化させた光熱変換スペクトル測定を、量子井戸構造を挿入した太陽電池構造材料へ適用したところ、発生した熱波が検出器まで到達しない高周波数領域においても量子井戸起因の信号を検出した。つまり室温付近では量子井戸からの熱脱出割合が高く、キャリアを効率良く取り出せていることを初めて実験的に示した。
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