研究課題
基盤研究(B)
高等植物の低温ストレス応答で重要な機能を果たす転写因子をコードする遺伝子DREB1の上流の制御機構を解明することを目指して研究を行った。これまでにDREB1C遺伝子のプロモーター中の低温ストレス誘導に関わるシス配列を決定し、これに結合する転写因子としてCAMTAファミリーを単離している。そこで、形質転換体や欠失変異体、トランジェント発現系等を用いて、これらの遺伝子の機能解析を進めた結果、CAMTA3やCAMTA5がDREB1CやDREB1B遺伝子の発現を制御している転写活性化因子であると考えられた。DREB1A遺伝子の低温誘導性では、CAMTA以外の転写因子が転写活性化を制御していると考えられた。
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