研究課題
基盤研究(B)
ナシ花柱のRNase活性は、1mM以上の硫酸銅によって強く抑制され、'幸水'への2mM溶液散布は30%程度の着果を引き起こした。銅イオンを含むボルドー液でも同様な効果があることから、受粉・摘果に要する時間は大幅に削減できた。満開1ヶ月後にジベレリン処理を行うことにより、十分な果実肥大と収量が得られて熟期も促進された。Cu++による着果は単為結果であり、外生のエチレン合成阻害剤で着果が誘発されたが、Cu++によるエチレン合成系の抑制は証明できなかった。
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Sex. Plant Reprod
巻: 25 ページ: 347-352
DOI:10.1007/s00497-012-0202-7