研究課題
基盤研究(B)
熟したマナマコ卵巣をクビフリンを含む海水中で培養することで成熟卵を作出できる手法を確立した。成熟卵は速やかに受精することで90%以上が正常幼生へと発達するが、時間経過とともに、幼生に奇形が生じることを明らかにした。凍結精子の作成法に取り組み、2万粒の卵に媒精したときに概ね80%以上の受精率が得られる凍結手法、人工授精手法を確立した。生体外卵成熟手法と凍結精子法を用いて産卵期の異なる北海道、三重のマナマコ間で交配試験を行い、有用な経済形質である疣足数、疣足高に遺伝性があることを確認した。
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Fisheries Science
巻: 79 ページ: 823-832
水産学会誌
巻: 79 ページ: 782 -784