研究課題/領域番号 |
22380121
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業経済学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
矢部 光保 九州大学, 農学研究院, 教授 (20356299)
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研究分担者 |
荘林 幹太郎 学習院大学, 国際文化交流学部, 教授 (10460122)
田中 宗浩 佐賀大学, 農学部, 准教授 (50295028)
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連携研究者 |
西澤 栄一郎 法政大学, 経済学部, 教授 (30328900)
林 岳 農林水産省農林水産政策研究所, 環境評価チーム, 主任研究官 (60356300)
高橋 義文 水産総合研究センター中央水産研究所, 経営経済研究センター, 研究員 (60392578)
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研究協力者 |
陳 廷貴 上海海洋大学, 経済管理学院, 准教授
黄 波 中国人民大学, 農村与発展学院, 講師
田村 啓二 福岡県築上町役場, 産業課, 課長
辻林 英高 環境ビジネスソリューション, 代表取締役
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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キーワード | メタン発酵消化液 / 水質汚染 / 有機液肥 / 社会技術 / LCA / 環境影響評価 / CDM / 温室効果ガス |
研究概要 |
中国では畜産廃棄物が深刻な水質汚染をもたらしている。そこで、中国江蘇省にある出荷頭数 2.8 万頭の養豚場と近隣農家を対象に、ふん尿由来のメタン発酵消化液を液肥利用する試験を行い、その環境的・経済的効果を評価した。3 年間で液肥利用農地面積は、ゼロから 40ha に拡大し、農家は肥料代を大きく節減できた。また、消化液の投棄が防止され、有機性廃棄物循環、水質環境の改善、温室効果ガス削減に、液肥利用は貢献できることが実証された
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