研究課題
基盤研究(B)
池田湖の底層は1990~2010年の21年間無酸素状態にあったが,2011年1月~2月の平均気温が8℃(1987年以来最低)となり,表層水の冷却に起因して鉛直混合が生じ,2月中旬に一様な溶存酸素(4.5 mg/L)鉛直分布となった。この全循環は12月~2月の約50日間で達成された。鉛直1次元数値モデルにより,温暖化傾向下における湖水温と溶存酸素の動態を検討した。数値解析の結果,1984,1986,2011年の湖の安定度指標は負値になり,全循環の年と一致した。
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水文・水資源学会誌
巻: 25(2) ページ: 69-70
農業農村工学会論文集
巻: 269 ページ: 93-103