研究課題/領域番号 |
22380139
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業環境工学
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研究機関 | 一般財団法人電力中央研究所 (2012) (財)電力中央研究所 (2010-2011) |
研究代表者 |
吉原 利一 一般財団法人電力中央研究所, 環境科学研究所, 上席研究員 (60371506)
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研究分担者 |
橋田 慎之介 一般財団法人電力中央研究所, 環境科学研究所, 主任研究員 (60516649)
後藤 文之 一般財団法人電力中央研究所, 環境科学研究所, 主任研究員 (20371510)
庄子 和博 一般財団法人電力中央研究所, 環境科学研究所, 上席研究員 (10371527)
植本 弘明 一般財団法人電力中央研究所, 環境科学研究所, 上席研究員 (50371505)
淨閑 正史 一般財団法人電力中央研究所, 環境科学研究所, 特別契約研究員(H22 のみ) (50574050)
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連携研究者 |
川合 真紀 埼玉大学, 理工学研究科, 准教授(H24 のみ) (10332595)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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キーワード | 施設園芸 / 植物工場 / 地球温暖化効果ガス / 持続的農業生産 |
研究概要 |
トマトのロックウール栽培をモデルケースとして、(1)栽培に伴って発生するGHG(CO_2、N_2O、CH_4)が気温や施肥量などの環境要因や、植物体の生育状況に強く依存すること、(2)ロックウール栽培と土耕栽培におけるGHG 発生パターンには大きな差異は認められないが、発生量は土耕の方が大きいこと、(3)N_2O の発生に関わる微生物は、種類・量ともに発生量とほとんど相関がないこと、などを明らかにした。また、特に(4)センサーによるN_2O のリアルタイム測定法を確立したことによって、N_2O の消長が施肥と極めて正確に同調しており、施肥開始後、増加を示すまでの時間は約10 分程度、ピークに至るまでに30 分から1 時間程度、施肥をやめてから基底状態に戻るまでに約3~7時間程度と極めて、早い反応であることなどが明らかとなった。
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