研究課題
稲の収穫作業は適期に行わなければならない刈取りと運搬の組作業であり,通常2名以上で行っている。この作業の省力化を行うため,圃場内で稲を刈り取る自脱コンバインをロボット化し,圃場内での作業を無人化で行うことが本研究の重要な目的である。このため,稲の刈取りと収穫した穀粒を運搬車に積み替える作業を自動で行うコンバインロボットを開発した。また,コンバインロボットの作業状況を離れた場所でいつでもモニタリングするため,遠隔モニタリングシステムを開発した。これにより,1名の作業者が収穫した穀粒を圃場から乾燥調整施設まで運搬する作業を担当しつつ,コンバインロボットの監視を行うことができる。同時に,コンバインロボットの作業履歴は時間,位置,および作業機データとともにサーバで記録され,重要な作業管理情報とすることが出来る。さらに,開発したコンバインロボットには,収量センサが装備されているため,稲の収穫とともに収量計測を行い,作業後に収量マップを作成することが出来た。以上の研究成果からコンバインロボットを用いることで,稲の収穫システムの高度自動化と情報化を達成することが出来た。
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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