研究課題
基盤研究(B)
ヒト大腸に棲息するプロバイオティクスに対して、とくに硫酸基とシアル酸に対する腸管付着性の高い有用細菌を探索する方法を構築し、実際に多くの微生物を単離してライブラリー構築に成功した。大腸ムチンの血液型別に結合する血液型乳酸菌に続いて、世界で初めて血液型ビフィズス菌も発見した。実際に潰瘍性大腸炎(UC)の発症候補菌であるフソバクテリウム・バリウム(バリウム菌)が血液型抗原を認識結合することを発見し、血液型乳酸菌を投与することで腸内での競合阻害により原因菌を排除する予防医学的な可能性を見出すことが出来た。
すべて 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (13件)
Curr. Microbiol
巻: 65 ページ: 679-685
DOI:10.1007/s00284-012-0216-2
J. Appl. Microbiol
巻: 114 ページ: 854-860
DOI:10.1111/jam.12063
J. Gen. Appl. Microbiol
巻: 58 ページ: 11-17
Biosci. Biotechnol. Biochem
巻: 76 ページ: 1655-1660
DOI:10.1271/bbb.120150
New Diet Therapy
巻: 27 ページ: 13-22
食品と開発
巻: 48 ページ: 8-11
Asian-Aust. J. Anim. Sci
巻: 23 ページ: 106-115
巻: 109 ページ: 927-935
DOI:10.1111/j.1365-2672.2010.04719.x