研究課題
基盤研究(B)
この研究の目的は免疫力が低下した状態でも有効な抗インフルエンザ 薬の開発である。そのためにインフルエンザウイルスのヘムアグルチニンに結合し、ウイルス を中和可能なヒト型抗体を開発した。免疫抑制剤を投与したカニクイザルに高病原性鳥インフ ルエンザウイルスを感染させると重症化するが、今回開発した抗体をウイルス感染後に投与す ると生存率を向上させることができた。霊長類で有効性が確認されたので、免疫の低下した人 でも今回開発した抗体の治療効果が期待される。
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http://www.shiga-med.ac.jp/~hqpatho2/