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2012 年度 実績報告書

高効率システムによるダウン症発症機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 22390078
研究機関独立行政法人理化学研究所

研究代表者

山川 和弘  独立行政法人理化学研究所, 神経遺伝研究チーム, チームリーダー (30241235)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワードダウン症 / モデルマウス
研究概要

本研究では、高組み替え効率を有するトリB細胞DT40を利用してHC21に相同なマウス16番染色体(MC16)の部分トリソミーを有するDSモデルマウス、およびトリソミー上の遺伝子をノックアウトしたマウスを高効率に作成し、トリソミーマウスに於いてDS精神遅滞の背景をなすと思われる生化学的/生理学的/行動学的/組織学的異常を見いだし、更にノックアウトにより当該候補遺伝子のみが2コピーになったトリソミーマウスおけるそれらパラメーターの改善の有無を検証することにより、HC21相同MC16上の主要責任遺伝子を同定し、それらを通してダウン症精神遅滞の発症機序を明らかにすることを目的とした。今年度は、DT40細胞内にて作出したHC21相同MC16部分染色体(Ts1Cjeセグメント相当)を持つCHO細胞をマイクロセル化しマウスES細胞に導入して得られた当該セグメントを部分トリソミーで有するES細胞を用いてマウスを作製したが、期待したマウスは得られなかった。現在、同様の手順を繰り返すとともに、選択マーカーを変更して得られたマウスなどについて、現在当該染色体の完全性の検証を行っている。またTs2Cjeトリソミーセグメントに相同な領域や、更にその領域を分断したMMU16領域を持つDT40なども並行して作成中した。これらは、候補領域の更なる絞り込みに強力なツールとなる。更には複数種の候補遺伝子についてノックアウトしたセグメントを持つDT40細胞およびマウスの作成も並行して行った。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Towards the understanding of Down syndrome using mouse models2012

    • 著者名/発表者名
      Kazuhiro Yamakawa
    • 雑誌名

      Congenital Anomalies

      巻: 52 ページ: 67-71

    • DOI

      10.1111/j.1741-4520.2012.00367.x.

    • 査読あり

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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