研究課題
基盤研究(B)
細胞内寄生菌であるリステリア(Listeria monocytogenes;Lm)の主要病原因子による宿主自然免疫応答制御機序を明らかにする目的で、リステリアの各種病原遺伝子欠損株や組換え体を作製し、マウスマクロファージに感染後、サイトカイン産生応答およびインフラマソーム形成の変化について解析した。その結果、感染マクロファージにおけるインフラマソーム形成には、AIM2 が細胞質内異物センサーとして関わること。そのインフラマソーム形成には、アダプター分子として ASC が必須であること。さらに、リステリア主要病原因子である LLO はカスパーゼ 1 活性化を誘導する能力があるが、その活性には Thr233 が重要な役割を担っていることが示された。
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