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2012 年度 実績報告書

救急医療機関を一元的に管理するユビキタス時代における救急医療のIT化戦略

研究課題

研究課題/領域番号 22390100
研究機関東京大学

研究代表者

矢作 直樹  東京大学, 医学部附属病院, 教授 (60158045)

研究分担者 末永 英之  東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (10396731)
越塚 登  東京大学, 大学院情報学環, 教授 (40262266)
松原 全宏  東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (40361498)
高戸 毅  東京大学, 医学部附属病院, 教授 (90171454)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード情報システム / 救急医療
研究概要

現在の救急医療における救急情報管制システムは,リアルタイム性に欠け,主に電話回線による口頭での情報伝達に頼り,最新の情報・通信技術を十分に生かしているとはいえない。また,救急医療においては,「救急車要請後,受け入れ先が決まるまでに多数の病院に照会を必要とし,病院到着までに時間を要する」といったことが社会問題化している。一方,インターネット,携帯電話,衛星通信,全地球測位システム(GPS)などの情報・通信技術の発展は著しく,これを積極的に導入することが,安全管理上の重要な役割を果たすと考えられる。ユビキタスコンピューティングは,あらゆるモノに,あらゆる場所に,センサーや通信機能を備えたコンピュータを組み込み,世界を情報のネットワークとして構造化していくという構想である。その重要な要素技術であるユビキタスID 技術は,モノ・空間・概念を等価に識別する固有の番号ucode(ubiquitous code)に基づいた情報流通基盤技術であり,これによって,現実世界の「モノ」や「場所」を自動識別した処理を行うことができる。病院にいる医師側と現場にいる救急隊側の状況が互いにリアルタイムに共有して把握することが必要で,本研究では,搬送先をリアルタイムに把握して最速で スムーズに誘導する救急搬送をより適切かつ迅速にサポートする「ユビキタス型救急医療支援システム」に より新しい救急医療体制の構築を行った。生体モニタの稼働状況を見ることでベッドの利用状況を推定し,病院内に設置されているカメラで得られる画像から人を検知して混雑度合いを認識し,取得した情報をタブレット端末に提示した。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

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公開日: 2014-07-24  

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