研究課題
基盤研究(B)
うつ病(大うつ病性障害)は、その生涯有病率が国境を問わず約15%にのぼる代表的な精神疾患である。また、うつ病は思春期から中年期にかけての有病率が最も高いことから、その社会経済的損失は極めて大きい。選択的セロトニン再取り込み阻害薬やセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬の登場によりうつ病の治療は大きく進歩したが、それらの効果は未だ十分ではい。本研究では、うつ状態を呈する者の脳内では活性型ミクログリアが増加しており(脳内炎症)、それがうつ病の病態発生機序に関与していることが推測された。さらに、うつ状態に抗炎症作用のあるミノサイクリンが有効であることが推察された。
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http://www.m.chiba-u.ac.jp/class/shakai/jp/syakaifukki/kenkyu.html