研究課題/領域番号 |
22390124
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
津田 敏秀 岡山大学, 大学院・環境学研究科, 教授 (20231433)
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研究分担者 |
土居 弘幸 岡山大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (20452568)
山本 英二 岡山理科大学, 総合情報学部, 教授 (50068920)
鹿嶋 小緒里 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (30581699)
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キーワード | 気候変動 / 温暖化 人口動態調査 / 人口動態調査 / case-only approach / リスク評価 / 大気汚染 / 多次元レベル解析 / 早期警報システム |
研究概要 |
津田(研究代表者)と、土居(研究分担者)が中心となり、世界保健機関(WHO)の西太平洋事務局(WPRO)が主催するResearch Network for Health Effect of Climate Change and Air Pollution in the East Asian Countries(東アジア地域における気候変動と大気汚染の健康影響研究者ネットワーク、7月14日15日および8月31日開催)において、東アジア地域の研究者ネットワーク構築基盤整備に取り組んだ。 また、2010年ソウルで行われた環境疫学学会に参加を行い、各国が取り組む気候変動に関連する環境疫学調査についてシンポジウムに参加し情報収集を行った。日本が取り組む気候変動と大気汚染に関する研究について頼藤(研究協力者)が発表"Research Elperience in Okayama University"を行った。 さらに、分担研究者の鹿嶋(研究分担者)も同学会に参加を行い、地理情報システム(GIS)と衛星画像を利用した、気温や大気汚染の曝露モデル構築のための情報収集と各国研究者と今後の予測モデルについての議論を行った。研究が進んでいる欧米諸国では、広範囲にわたる気候変動や大気汚染の曝露予測モデルの構築に取り組んでおり、衛星画像の活用が今後期待されていることが議論されていた。 その他、アメリカ合衆国環境保護庁(EPA)などが出資しているHealth Effects Instituteなどが協力し、アジア地域において大気汚染に関する研究ネットワーク(Papa study)に関するプレワークセッションに参加を行い、アジア地域で構築されつつあるネットワークを利用した研究についての情報収集を行った。 データ収集は、厚生労働省にて日本動態統計の死亡関連および出生・死産関連の様々な指標について収集を行った。
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