研究課題
基盤研究(B)
本研究では脳虚血の病態解析を行うと共に、ミトコンドリアを指標とした法医診断マーカーの有用性について検討した。虚血条件下で、神経細胞の退行変性、樹状突起の萎縮及び細胞体の膨化が認められた。また、神経細胞の生存率や呼吸活性は虚血時間依存的に明らかに減少しており、虚血により神経細胞障害およびミトコンドリアの機能低下を認めた。さらに、固定条件変化によってミトコンドリアの形態が変化していた。以上の結果は、急死或いは遷延性の死亡などによりミトコンドリアの形態が変化する可能性を示唆しており、法医診断マーカーとして有用であること推察された。
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Neuroscience
巻: 171 ページ: 1273-1282
Cell Med
巻: 1 ページ: 137-142
http://www.med.yamanashi.ac.jp/social/legal0me/classroom_member/shohjoh.html
http://erdb.yamanashi.ac.jp/rdb/A_DispInfo.Scholar/3_61/F8AD215DD10A64A4.html