研究課題
基盤研究(B)
消化管から分泌されるGIPは、食事量に応じたインスリンの追加分泌を促進する消化管因子であるが、GIP受容体は膵β細胞以外にも生体各所で発現し、様々な生理活性を発揮する。脂肪組織においては、脂肪細胞にもならず間質血管細胞群(SVF)にも発現し、局所における細胞間連携に関与している。もう一つのインクレチンであるGLP-1とは異なる役割を有し、既存の糖尿病治療薬であるαグルコシダーゼ阻害薬もインクレチン分泌調節に関与している。
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