研究課題
基盤研究(B)
肝臓の糖放出や過体重の改善は2型糖尿病の治療において重要である。膵島トランスクリプトーム解析により、32kDa分泌蛋白が糖脂質代謝に関与することを見出している。モデル動物での過剰発現により、インスリン非依存性の体脂肪減少と血糖低下が認められ、その背景として肝での糖および脂質の取り込み促進が示唆された。ヒトにおける血中レベルは、肥満度と正相関したので、糖脂質代謝の臨床マーカーとなる可能性が考えられた。
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