研究課題
基盤研究(B)
ヒト免疫不全ウイルス(Human Immunodeficiency virus type I: HIV)は免疫などの様々な選択圧にさらされており、変異を起こしやすい逆転写酵素を持つため、進化の速度が速い。我々はHIV-1の試験管内複製能の経年変化をヒト集団レベルで解析した。その結果、1990 年代半ばから2000 年代後半にわたる日本における臨床検体からHIV-1 のGag-Protease領域を実験株HIV-1に組み込み複製能を解析したところ、その複製能力が経年的に低下してきていることが示された。
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J Virol
巻: 87 ページ: 1465-76
doi:10.1128/JVI.02122-12