研究課題
基盤研究(B)
小児の癌は成人と比べ生物学的・臨床的な特性も異なり難治であるため治療法開発で主標的疾患とはされにくい。さらに小児癌への遺伝子治療法の開発の研究もほとんど無い。よって本研究は「小児の癌への革新的治療法の開発」を最終目的とし、「癌幹細胞を標的治療するm-CRAベクター」という革新的治療法の開発の研究を行い以下の成果を上げた1.軟部肉腫、グリオブラストーマ、肝芽腫などで、マーカー膜蛋白質やsphere法による小児癌の癌幹細胞の分離法の確立ができた。2. 我々が開発したm-CRAベクターが、小児癌の癌幹細胞に有効な治療効果を示すことを、1で確立した培養細胞実験にて実証できた。
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