研究課題
基盤研究(B)
うつ病の神経炎症仮説に基づき、グラム陰性菌の内毒素をマウスに投与して動物モデルを作成し、抑うつ行動と、脳室周囲器官川辺におけるミクログリアの活性化を確認した。また通常のマウスで、強制水泳試験の際に抗うつ薬の前投与によって賦活される部位を探索したところ、やはり同領域の一部が見いだされた。培養細胞では抗うつ薬の抗炎症作用を確認し、うつ病と神経炎症との関連についてさらに多くの知見を得た。
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