研究課題/領域番号 |
22390235
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
永田 靖 広島大学, 大学院医歯薬保健学研究院, 教授 (10228033)
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研究分担者 |
村上 祐司 広島大学, 大学院医歯薬保健学研究院, 講師 (10403528)
木村 智樹 広島大学, 大学病院, 講師 (90379876)
兼安 祐子 広島大学, 大学院医歯薬保健学研究院, 助教 (90204586)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 放射線治療 / 強度変調放射線治療 / 定位照射 / 画像誘導放射線治療 |
研究概要 |
本研究では、多列CTシミュレータと最新放射線治療計画装置、および画像誘導放射線治療システムとを用いて、以下の最新の体幹部定位放射線照射技術と強度変調照射技術の開発を行った。 1.四次元CT画像と呼吸同期CT画像との品質保証(QA)の確立と臨床応用:四次元CT画像は動きを伴う疾患における放射線治療計画においては非常に有用である。本研究では四次元CTと呼吸同期CT画像との品質保証法を検討した。体幹部定位照射の対象となる肺癌患者より四次元CT画像を撮像し、その精度を評価した。 2.臓器移動や腫瘍・体輪郭変化に伴う個別化放射線治療システムの臨床応用:四次元治療計画を、呼吸性移動を伴う進行期肺癌患者への臨床応用を開始した。特に進行期肺癌は元々の腫瘍体積が大きいために、腫瘍縮小による合併症軽減効果が期待できる。また治療経過中に腫瘍や体輪郭形状が大きく変化する頭頸部癌における四次元放射線治療計画の有用性も評価した。 3.VMAT (Volumetric modulated arc therapy)の臨床応用と適応拡大:VMAT (Volumetric modulated arc therapy)の臨床応用を行った。具体的には上咽頭癌、中咽頭癌を中心とした頭頸部癌の臨床症例を多数例蓄積したのみならず、新規の拡大適応として、頸部食道癌、脳腫瘍、胸膜中皮腫への臨床応用を行った。 4.臓器移動に同期した個別化放射線治療システムの臨床的評価と画像誘導放射線治療システムの臨床的評価:以上の四次元治療計画を用いて、体幹部定位照射の肝癌、腎癌への適応を拡大した。特に、肝臓癌では、X線画像で腫瘍位置の確認が困難なため四次元放射線治療計画の意義は高い。現在までの肝臓癌に対する定位照射の局所制御率は非常に高い。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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