研究課題
基盤研究(B)
実験期間中に、抗ヒト胸腺細胞製剤(ATG)が、アカゲザル胸腺細胞を減少させることを明らかにし、X、Yプローブを用いたFISH染色によるキメラ解明方法を確立し、骨髄灌流を用いた骨髄移植手技を確立した。術後は、ATG、などの免疫療法を行い、末梢血リンパ球のキメラは確認されなかったが、ドナー球に対するMLRは3rd partyと比較して有意に低下していた。実験期間内に腎臓移植を行うことはできなかった。