研究課題
基盤研究(B)
リンパ浮腫状態のマウス後肢に悪性黒色腫を移植することで、世界で初めてとなる動物での悪性黒色腫in-transit転移の再現に成功した。In-transit転移を生じたマウスはその後早期に遠隔転移を生じることを突き止め、実際の臨床でin-transit転移を生じた症例の予後が悪いことを裏付ける結果となった。リンパ浮腫状態やin-transit転移では、悪性黒色腫は細胞増殖活性が高いこと、リンパ管・血管が増加していることを確認し、in-transit転移症例が予後不良であることの原因の一部を解明できた。
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