研究課題
基盤研究(B)
独自に開発した生体内吸収性人工骨材料、柱状粒子ベータリン酸三カルシウムを骨粗鬆症モデルである卵巣摘出ラットの骨欠損部位に移植すると、生理的骨梁構造及び生理的骨量を保って修復されることを発見した。また、インターフェロン関連分子が優れた修復能に関与すると考えられた。一方、独自に開発した人工骨材料、柱状粒子ハイドロキシアパタイト(HA)にはビタミンD結合蛋白 (DBP) への強い親和性があることを発見した。さらに、DBPが活性化されマクロファージ活性化因子になると強い破骨細胞形成促進作用を発揮することも発見し、この分子が柱状粒子HAに骨代謝活性化作用を起こさせて骨修復を促進すると考えられた。
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