研究課題
基盤研究(B)
口腔レンサ球菌S.mutansとS.gordonii,の野生株(WT)ならびにリポタンパク質(LP)欠損株(dLP)はToll-likereceptor2依存的にCD4+CD25+Foxp3+制御性T細胞の増殖を活性化したが、抑制活性は減弱させた。ただ、リポタンパク質の存在はこれらの活性には影響はなかった。C57BL/6マウスにおけるB16melanomaの増殖に及ぼすS.gordoniiのWTとdLP株の影響を検証したところ、WT株がLPKO株よりも強くガンの増殖を抑制することを明らかにした。さらに、WT株の抗腫瘍活性には腫瘍特異的な細胞傷害性T細胞ではなく、ナチュラルキラー細胞の関与が示唆された。
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http://www.den.hokudai.ac.jp/saikin/achievements.html