研究分担者 |
江上 洋平 香川大学, 医学部, 助教 (80432780)
松田 知栄 独立行政法人産業技術総合研究所, バイオメディカル部門, 主任研究員 (50344099)
金川 基 神戸大学, 医学研究科, 助教 (00448044)
田中 享 城西大学, 薬学部, 准教授 (60217049)
深井 直実 奥羽大学, 歯学部, 教授 (60134681)
吉山 昌宏 岡山大学, 歯学部, 教授 (10201071)
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研究成果の概要 |
高感度多光子顕微鏡により,損傷した細胞膜修復機構を詳しく解析することができた.GFP標識された培養細胞または分離筋束内のタンパク質,dysferlin, MG53, annexin-A1,-A2,-A4,-A5,-A6,-A7,-S100および-MICAL1の膜修復のための素早い動きの Liveイメージングに成功した.また今まで不可能であった小胞が損傷部に融合する決定的瞬間を撮影することもできた.これらの結果は,細胞膜損傷により細胞内にカルシウムイオンが流入することにより,アクチンが脱重合後,小胞同士が互いに融合しながら損傷部へ融合するpatch hypothesisを強く支持する結果であった
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