研究課題
基盤研究(B)
本研究の目的は、ヒト歯牙間葉系細胞から神経堤細胞に近い状態までへの初期化を、様々な培養条件を中心とした簡便な方法で試み、その可塑性を評価することである。その結果、PDLCsを低酸素環境下での浮遊培養に置くことで、骨や軟骨、腱などへの高い可塑性を発揮し得る未分化細胞を得ることが可能であった。ただし、ドーパミン細胞を含めた神経細胞への誘導については、低酸素刺激の有無に関わらず浮遊培養を経ることがその誘導性を高めるのに有用であることが示唆された。一方で、scleraxisの発現など歯根膜を構成する細胞の表現型も依然として一部維持されていたことから、未分化細胞への誘導性が十分でないことも示唆された。
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