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2014 年度 研究成果報告書

島嶼地域住民における口腔と全身健康状態の相互関連性に関するコホート研究

研究課題

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研究課題/領域番号 22390402
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会系歯学
研究機関長崎大学

研究代表者

齋藤 俊行  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 教授 (10170515)

研究分担者 林田 秀明  長崎大学, 病院(歯学系), 講師 (20238140)
川崎 浩二  長崎大学, 病院(医学系), 准教授 (60161303)
前田 隆浩  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (40284674)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2015-03-31
キーワード歯周病
研究成果の概要

五島市で実施した健診受診者のうち「40歳以上で10本以上の歯を有する」1053人を対象に分析し、歯周ポケットの深さの平均値と頸動脈の血管の厚み(IMT)、全身の動脈の硬さを示す心臓足首血管指数(CAVI)の関連をみた。その結果、歯周ポケット深さの平均値が1mm増えると、IMTが0.02mm厚くなり、動脈壁が肥厚するリスクが43%増加、さらにCAVIは0.13増加し、CAVIの異常値(8以上)を示すリスクが32%増加していた。また、血中の活性酸素は、歯周病細菌の特にPg菌の血清抗体価と正の相関を示し、活性酸素値の高い者ほど歯周病が悪化しており、酸化ストレスと歯周病の関連性が認められた。

自由記述の分野

社会系歯学

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公開日: 2016-06-03  

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