研究課題/領域番号 |
22390434
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
成田 伸 自治医科大学, 看護学部, 教授 (20237605)
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研究分担者 |
齋藤 良子 自治医科大学, 看護学部, 准教授 (20362767)
小川 朋子 自治医科大学, 看護学部, 講師 (60410172)
角川 志穂 自治医科大学, 看護学部, 講師 (70325918)
段ノ上 秀雄 自治医科大学, 看護学部, 助教 (40555596)
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キーワード | 避妊・性感染症予防カウンセラー / 育成プログラム / 避妊カウンセリング / 介入研究 |
研究概要 |
我々は、本科研の助成を受け、平成19年度から「避妊・性感染症予防カウンセラー育成プログラム」の開発と教育を行ってきた。当該研究ではプログラム受講前後の学習効果は実証できたが、育成きれたカウンセラーの実践自体を評価するには至らなかった。また、避妊・性感染症関連の最新情報へのアクセスを可能とすることで育成後のカウンセラーをサポートするウエブサイトサポートシステムの構築を目指したが、十分なものとはなっていない。そこで、本研究では、e-ラーニング、自已学習、集合教育の組み合わせによる育成プログラムと実践を支援するウエブサイトサポートシステムの充実により、育成プログラム受講の有効性・効率性の向上を図ると共に、育成されたカウンセラーの実践を評価するために、急速に推進されている助産外来を含む助産師主導の産後1ヶ月健診を活用し、産後1ヶ月の女性を対象とした避妊・性感染症予防カウンセラーの介入を実践し、その介入の有効性を評価することを目的としている。 平成22年度は、平成19年度から行ってきた育成プログラムの学習効果に関する研究成果を論文化する作業を行い、2編の原著論文として公表した。その作成と並行して、サポートするウエブサイトサポートシステムの整備として、HPの改編を企画し、内容検討を行い、現在HP全体の更新の最終段階にある。また、介入研究の評価指標の精選を行い、これも作業進行中である。これらの成果に基づき、平成23年度には介入研究の詳細な計画を立案し、倫理審査受審に向けて作業を進行させる予定である。
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