研究課題
研究初年度は、グアテマラ共和国とメキシコ合衆国での双方の調査に全員が従事した。そこで調査ならびに報告されたことは以下のとおりである。メキシコ・チアパス州とグアテマラのマヤ系先住民め政治参加に関するプロセスには著しい違いがあり、本研究のテーマが重要であることを確認した(池田)。グアテマラでは、ケクチ、カクチケル、マムの言語を話すマヤ系先住民の社会運動が調査され、悪化する社会治安のなかでも、民族芸術運動、言語運動、地方自治復権運動が活発化し、先住民の諸表象が様々な形をとって先住民の様々な局面におけるアイデンティティ主張に使われていることが明らかになった(太田、滝[=連携研究者]、池田)。メキシコではチアパスの他に、ゲレロ、イダイルゴ、オアバカ州で調査がなされ、先住民知識人や女性運動活動家および避難民などにインタビューが試みられた。その結果、暴力的な紛争形態をもちながらも広範な政治参加と「抵抗」に関する議論が展開されていることが明らかになった(小林、狐崎、池田)
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