研究課題
基盤研究(B)
クラスキノ土城の東門甕城内で検出された瓦敷き道路状遺構の城内への行方と甕城内の城壁本体について発掘調査を行い、道路状遺構が城内に西に向かって伸びることを確認するとともに、甕城内の城壁本体は数回にわたって修復されていることを確認した。甕城内の入り口部分北側の調査では、城壁本体に登るための階段と考えられる遺構が検出された。シンポジウム『渤海を掘るX』 を開催し、 「沿海州渤海古城 クラスキノ古城の機能と性格」と題して、研究代表者と連携研究者がそれぞれのテーマで研究発表を行い、日・ロ研究者間でクラスキノ土城に関する認識を共有し、理解を深めることが出来た。また、その成果を『論集沿海州渤海古城 クラスキノ古城の機能と性格』として出版し、内外の研究者に公表することが出来た
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青山考古
巻: 第28号 ページ: 95-115
『2011 年度ロシア・クラスキノ土城発掘調査概要報告』青山史学
巻: 第30号 ページ: 59, 93-96
巻: 第28号 ページ: 205-218
『2010 年度ロシア・クラスキノ土城発掘調査概要報告』青山史学
巻: 第29号 ページ: 1-2,22-24,93-96