研究概要 |
本研究は、インドネシア・中央カリマンタン州の河川流域(湖沼を含む)を現地調査とする。総合的水旨資源管理及び水効率プランや地表の1/3を覆っている森林資源は,"森林資源の保護と管理=アジア地域の持続可能な森林経営"持続可能な開発の相対的目標として必要不可欠として提案された。各国では森林に関する協調パートナーシップによる「Intrgovernmental Panel on Forests(IPF)and the Intergovernmental Forum on Forests(IFF)」行動提案の実施をすることとした。このWSSD実施計画を踏まえて,環境立国・日本は,「持続可能な森林経営を達成するための資金,環境保全において技術移転、貿易及びキャパシティ・ビルディングに関する国際協力」の強化を提唱した。従って,開発途上国が多く抱えている熱帯林については,原材料調達の産業・貿易,都市開発,バイオマス燃料の原料、大規模プランテーションの原因により以前に増して保護区以外で無差別に伐採がおこなわれている。多方面にわたるパートナーシップを通して各国及び地球規模で持続可能な森林経営と開発に向けた不可欠な目標でもある。本研究は2002年ヨハネスブルグ「持続可能な開発に関する世界首脳会議(WSSD)」実施計画では,地球共同体の持続可能な開発に基づく。 中央カリマンタンRungan川、Takapan湖の水位変動を中心とした水資源、水位変動に依存した住民生活、周辺の森林環境の現地調査を進めた。 水位計平成22年度(1)S02.09.195 E113.54.769 平成23年度(2)S02.09.180 E113.53.350 (3)S02.09.716 E113.56.440 (4)S02.12.218 E113.55.347 4地点の水位変動、水温の時系列データの収集。 また、費用対効果の高い生産物流通の調査を実施した。 環境政策立案は中央カリマンタン州政府実施の「Master Plan for the Rehabilitation and Revitalisation of the Ex-Mega Rice Prdect」に従いすすめる。
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