研究課題/領域番号 |
22402032
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応募区分 | 海外学術 |
研究機関 | 帝京平成大学 |
研究代表者 |
安保 哲夫 帝京平成大学, 現代ライフ学部, 研究員 (90013028)
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研究分担者 |
山崎 克雄 静岡産業大学, 経営学部, 教授 (70340122)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 日本型経営生産システム / アフリカ / 最後発フロンティア / 新興発展途上国 / 生産技術国際移転 / 適用・適応 / ハイブリッド工場 / 多国籍企業 |
研究概要 |
本研究の目的は、アフリカにおける日本企業を中心とした多国籍企業活動の実態調査を通じて日本型経営生産システムが、この世界経済の最後発フロンティア地域にどのように受容可能であるかを、東アジア、中南米、中東欧など新興途上地域との比較において、究明することである。本年は、9月中旬に日系・外資系企業の最大集積国南アフリカで豊田通商、豊田合成、南アトヨタ、フォード、JETRO、南ア日本大使館、東部でケニアトヨタ、北部でチュニジアの矢崎総業、住友電装を調査した。 他方本年はまた、平成21年度に始まった学術研究振興資金を含めて4年間にわたる現地調査研究の最終年にあたり、その総取りまとめ作業にも大きな時間とエネルギーを投入した。そのため、この間収集・整理された情報やデータの系統的処理や本格的な分析、その成果としての知識・知見の集約、意味付け、総括などの各作業を、主に在東京の大学において遂行した。またその成果の中間発表として、前半の平成21-22年度の情報・データを基にまとめた論文の学会報告や学術誌掲載を行った。 アフリカ調査前に、Nottingham University Business School主催のアフリカにおける人的資源・経営学会(9月6-7日)で、4人が3本の論文を発表し、注目された。また電子ジャーナル『赤門マネジメント・レビュー』誌上では、2012年9月号―13年2月号の6回にわたり、本研究から17事例研究が連載され、連日いずれか数論文が、日、週、月単位で検索ランキング上位50以内に入り、高い関心を得ている。これを受けて、本調査研究の前半平成21-22年度の中間総括を同誌に投稿する研究ノートの原稿がほぼ完成している。また以上と並行して、平成23-24年度に収集された情報・資料の整理・分析作業も進んでおり、それを加えた本調査全体の総括とそれの各種発表の準備作業も、鋭意遂行している。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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