研究課題/領域番号 |
22402034
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
櫻井 義秀 北海道大学, 文学研究科, 教授 (50196135)
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研究分担者 |
中村 則弘 愛媛大学, 法文学部, 教授 (10192676)
平澤 和司 北海道大学, 文学研究科, 教授 (30241285)
稲場 圭信 大阪大学, 人間科学研究科, 准教授 (30362750)
田島 忠篤 天使大学, 看護栄養学部, 教授 (40179693)
猪瀬 優理 龍谷大学, 社会学部, 講師 (60455607)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 国際情報交流 中国・台湾・香港・タイ・モンゴル / 宗教社会学 / 階層変動 / 宗教文化変容 |
研究概要 |
平成24年度は、研究代表者・分担者共に担当地域の調査研究を実施し、平成25年3月2-3日に北海道大学において研究代表者・分担者・研究協力者、海外からの招聘研究者と共に国際ワークショップを実施したのが主たる研究成果である。 具体的には、研究代表者が櫻井義秀は、平成24年8月16日から8月25日までの10日間、中国四川省甘孜チベット族自治州色達県喇栄寺五明仏学院と白玉県ヤチェン修行地他、チベット寺院の視察を行った。また、平成24年9月16-18日に上海の社会科学院、上海科技大学に行き、研究打ち合わせと上海地域のキリスト教会調査を実施した。分担研究者の田島は韓国のカトリック教会を実施し、昨年度からの東アジア地域におけるキリスト教の比較調査に関する調査資料は、韓国・日本・中国・タイの4ヶ国で収集することが出来、平成25年3月に調査協力者のダライボヤン・ビャンバジャワ氏をモンゴルに派遣してさらに調査データを補充することができた。 3月実施の国際ワークショップでは、研究代表者・分担者の報告に加えて、台湾の中央研究院から2報告、上海科技大学から1報告、タイのラジャパーク大学から1報告を加えることができ、国内から関西学院大学から1報告、慶應大学から1報告を加えることでき、有益な研究交流及び本研究プロジェクトの総括を行うことができた。 東アジア地域における宗教文化変容と階層分化との関連を直接に問うという当初の研究目標は、調査票調査によるよりは事例研究において見るべき知見・成果を得た。また、尖閣諸島に係る問題が平成24年9月に激化したために、上海調査は難航し、様々な課題を残してもいる。今後は、中国・台湾・香港・モンゴルの研究者と協力しながら、地道な調査データの収集に努めたい。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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