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2010 年度 実績報告書

日韓独における樹木葬の制度と契約者意識に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 22402036
応募区分海外学術
研究機関東京大学

研究代表者

永田 信  東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (20164436)

キーワード樹木葬 / 樹木葬林 / 意識調査 / 墓地 / 日本 / 韓国 / ドイツ
研究概要

日本・韓国・ドイツにおける樹木葬の現況、制度、契約者意識の比較・分析することが、本研究の全年度を通じての目的である。本年は最初年度にあたり、主に日本・韓国における樹木葬に関する研究を下記のように行った。
1. 現地調査:日本における調査としては日本初の樹木葬である知勝院においてその最新現況を把握、またその所在地である岩手県一関市の墓地関連役場で聞き取り調査を行い、樹木葬関連条例を把握した。さらに、樹木葬の全体的な傾向を把握するため、日本で二番目の樹木葬である天徳寺での聞き取り調査も実施した。韓国における調査としては韓国初の国有樹木葬林を対象に現況把握、またその委託管理機関である山林組合連合会で管理の状況、委託系について運営機関である山林庁では国有樹木葬林の設置経緯、制度に関してそれぞれ聞き取り調査を行った。これらの日本と韓国での現地調査を通じて樹木葬の現況及び制度の把握、また日本と韓国の樹木葬に関する情報が交換でき、この研究への協力も得られた。
2. 意識調査:日本における意識調査は知勝院において全契約者に対し実施し、67%の回収率であり現在分析中である。韓国における意識調査は国有樹木葬林で行う予定であるが、個人情報の取り扱いなどの問題から関連機関との間で調節を行っている。
3. シンポジウムへの参加:韓国において韓国国有樹木葬林1周年を記念し、樹木葬林の今後の展望と課題をテーマに関連機関が主催したシンポジウムに、韓国の樹木葬林の状況把握のため参加した。

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公開日: 2012-07-19  

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