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2010 年度 実績報告書

初等教育以降の縦断的就学・周辺環境調査からみた開発途上国の子どもたちの実態

研究課題

研究課題/領域番号 22402054
応募区分海外学術
研究機関関西学院大学

研究代表者

関谷 武司  関西学院大学, 国際教育プログラム室, 准教授 (50309621)

研究分担者 黒田 一雄  早稲田大学, アジア太平洋研究科, 教授 (70294600)
齊藤 一彦  金沢大学, 学校教育系, 准教授 (60413845)
石坂 広樹  広島国際学院大学, 工学部, 准教授 (20537493)
北村 友人  上智大学, 総合人間科学部, 准教授 (30362221)
小川 啓一  神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (90379496)
キーワード教育学 / 国際協力 / 基礎教育 / 就学状況 / 縦断的データ / ホンジュラス / ボリビア / マラウイ
研究概要

調査開始年度である平成22年度は、中米、南米、アフリカ、中東、アジア、太平洋州それぞれの地域から、対象国としてホンジュラス、ボリビアの2つを設定した。ホンジュラスにおいては、他の複数の国で実施するためのパイロットとして、調査・分析ノウハウを蓄積した。具体的には、9月21日~10月17日まで、学校ならびに地方教育委員会における各種の記録について2010年までのアップデート、および対象児が対象校から姿を消した後の追跡調査、その後の学歴、現在の居住地、職業などのフォローアップを行い、調査時の留意点、発生する問題点、その対応策などを検討した。また、これまでに入力・処理済みのデータにて、個人の観点から見た就学効率の試算や、保護者の主たる職業と小学校児童の就学状況についての考察も行い、学会にて発表した。
ボリビアについては、現地の学校スケジュールに合わせ、関係者の協力を得やすい時期と、担当者および現地研究協力者の個別スケジュールを勘案した上で、7月19日~8月7日まで3週間の現地調査を実施した。調査内容は、学校や教育委員会に残されている学籍簿に収められているデータ収集で、入学年、入学時年齢、各学年の就学状況などである。また、関係者のインタビューにて、子どもたちの家庭環境等に関する情報を収集した。現在、収集したデータをデジタル化しデータベースを構築中である。
また、来年度実施予定のマラウイについて、現地研究協力者と共に対象校の選定を進め、調査計画を策定中である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 保護者の主たる職業と小学校児童の就学状況についての考察-中米ホンジュラス共和国初等教育における縦断的・追跡調査から-2010

    • 著者名/発表者名
      芦田明美
    • 学会等名
      第21回国際開発学会全国大会
    • 発表場所
      早稲田大学(東京都)
    • 年月日
      2010-12-04
  • [学会発表] 中米ホンジュラス共和国初等教育における縦断的就学・追跡調査-個人の観点から見た就学効率-2010

    • 著者名/発表者名
      関谷武司
    • 学会等名
      日本評価学会春季第6回全国大会
    • 発表場所
      政策大学院大学(東京都)
    • 年月日
      2010-06-19

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公開日: 2012-07-19  

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