研究課題/領域番号 |
22402054
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応募区分 | 海外学術 |
研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
関谷 武司 関西学院大学, 国際教育プログラム室, 准教授 (50309621)
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研究分担者 |
石坂 広樹 鳴門教育大学, 学校教育研究科, 准教授 (20537493)
北村 友人 上智大学, 総合人間科学部, 准教授 (30362221)
齊藤 一彦 金沢大学, 学校教育系, 准教授 (60413845)
黒田 一雄 早稲田大学, アジア太平洋研究科, 教授 (70294600)
山田 肖子 名古屋大学, 国際開発研究科, 准教授 (90377143)
小川 啓一 神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (90379496)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 教育学 / 国際協力 / 基礎教育 / 就学状況 / 縦断的データ / ホンジュラス / エルサルバドル / インドネシア |
研究概要 |
調査三年目である平成24年度は中米、南米、アフリカ、中東、アジア、太平洋州それぞれの地域から、対象国としてホンジュラス、エルサルバドル、インドネシアの3つを設定した。 ホンジュラスにおいては、他の複数の国で実施するためのパイロットとして、平成23年度に引き続きさらに詳細な調査を実施した。具体的には、平成23年度に収集した首都のデータの追跡調査を現地の協力者に依頼し行った。その結果、約160人分の情報を収集することができた。 エルサルバドルでは、2013年2月9日~23日の日程にて現地調査を実施した。対象とした地域はエルサルバドル第二の都市とされるサンタアナ市である。サンタアナ市内公立小中学校3校にて子どもたちの修学記録および学校情報に関するデータ収集、校長へのインタビューを実施した。その結果、約10,000人分のデータを収集することができた。 インドネシアでは、2012年11月10日~25日の日程にて現地調査を実施した。対象とした地域はインドネシアジャワ島に位置するサラティガ市である。サラティガ市内公立小学校3校において、子どもたちの修学記録および学校情報に関するデータ収集、校長へのインタビューを実施した。その結果、約9,000人の子どもたちの修学状況に関するデータを収集することができた。 現在、上記調査にて収集したデータをデジタル化しデータベースを構築中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
データ入力およびデータベースの構築は遅れ気味ながら鋭意取り組んでいる。先行するホンジュラスのデータに関しては、インターナショナルな雑誌に一編、国際学会発表2本、国内学会2本を発表してきた。
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今後の研究の推進方策 |
最終年度は先行するホンジュラスの詳細調査の継続とその他の国のデータベース構築および分析、そしてその成果発表を行わなければならない。しかしながらデータ入力の作業がまだ完了していないため、分析・発表へ向けての作業が非常にタイトな状況である。まずは順次データ入力をしていくことに注力し、年度内にまとめまで執り行いたい。
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