研究課題/領域番号 |
22403011
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
超高層物理学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
山本 衛 京都大学, 生存圏研究所, 教授 (20210560)
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研究分担者 |
齊藤 昭則 京都大学, 理学研究科, 准教授 (10311739)
大塚 雄一 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 准教授 (40314025)
橋口 浩之 京都大学, 生存圏研究所, 准教授 (90293943)
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連携研究者 |
塩川 和夫 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 教授 (80226092)
石井 守 独)情報通信研究機構, 電磁波計測研究センター, 推進室長 (20359003)
丸山 隆 (独)情報通信研究機構, 上席研究員 (80359017)
斎藤 享 (独)電子航法研究所, 航法システム領域, 主幹研究員 (40392716)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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キーワード | 赤道スプレッド F 現象 / 衛星ビーコン観測 / アジア太平洋 / 国際共同研究 |
研究概要 |
赤道スプレッドF現象(Equatorial Spread-F、ESF と略記、プラズマバブルとも呼ばれる)は電離圏の最も強い擾乱の一つであり、近年の高度な衛星利用、特に GPS 測位に悪影響を与え得る。本研究では、未だ謎の深い ESF の日々変動を中心として、アジアから太平洋にわたる広域に各種のレーダー・大気光観測装置・衛星ビーコン受信機等による観測網を構築して国際共同研究を展開した。ESF の日々変動に関して、午後の時間帯に発生する波長数百 km の大規模波動構造(Large-Scale Wave Structure; LSWS)が日没と共に振幅を増大し、 ESF 発生に結びつく様子を見出した。また太陽活動度が低い時期には、夜半過ぎに ESF 類似の現象が発生することを明らかにした。
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