研究概要 |
1994以来、旧ソ連セミパラチンスク核実験場周辺住民の放射線被曝線量を評価する目的で,数多くの地点を調査し,最大の汚染があるドロン村でのCs-137汚染分布、蓄積量をベースにして線量評価を行ってきた.今回この手法を、ドロン集落以外の集落,南方に位置するサルジャール,カラウル,カイナル集落に適合して,サルジャール,カラウル集落住民の外部被曝を評価した。カイナル集落については、幅広い地域でCs-137汚染の分布、蓄積量を評価し、これらのデータをベースにして,被曝線量評価モデルの構築と線量評価を進めている。
|