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2010 年度 実績報告書

東アフリカ幹線道路網の劣化ハザードマップの作成と道路技術の向上

研究課題

研究課題/領域番号 22404007
応募区分海外学術
研究機関京都大学

研究代表者

杉浦 邦征  京都大学, 工学研究科, 教授 (70216307)

研究分担者 大島 義信  京都大学, 工学研究科, 准教授 (10362451)
三方 康弘  大阪工業大学, 工学部, 准教授 (60434784)
浅野 英一  摂南大学, 外国語学部, 准教授 (90351684)
木村 亮  京都大学, 工学研究科, 教授 (30177927)
伊藤 義人  名古屋大学, 工学研究科, 教授 (30111826)
キーワード東アフリカ / 舗装 / ラフネス / 軽量骨材 / 交通荷量
研究概要

本研究では,東アフリカにおける幹線道路網の簡易な評価法について検討を行うとともに,軽量骨材の適用性について検討を行う.本年度は,車両応答から路面評価を行う技術について,基礎的な検討を行った.また,簡易FWDによる路盤剛性についても国内において予備試験を実施した.さらに,軽量骨材については,タンザニアでのデータを入手し,基礎的な計画立案などを実施した.車両応答から路面評価を行う技術については,東京大学により開発されたシステムをベースとして,その拡張を行った.アフリカでは,基本的に長距離走行を実施する必要があるため,車内から電源を供給する測定装置やGPSの適用性などを検討した.その結果,車内からDC電源を確保することで,長期間測定が可能であることを確認した.また,市販のGPS結果と加速度データを同期させる技術についても検討を行い,一定の成果が得られた.
しかし,システム内時刻に依存する可能性があるなど,若干の課題を残している.一方,FWDによる試験では,大学内の簡易舗装に対して試験を実施し,測定の範囲などを確認した.さらに,軽量骨材に関する研究では,Pumiceと呼ばれる軽量骨材に着目した.この骨材の基本的特性は,地域特性も強く個別に検討する必要がある
そのため,可能な限りサンプルを採取しダルエスサラム大学の実験設備を利用して基礎試験を実施する計画を立案した.ただし,基礎試験および走行試験そのものは次年度に実施予定

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公開日: 2012-07-19  

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