研究課題/領域番号 |
22405016
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応募区分 | 海外学術 |
研究機関 | 東京農業大学 |
研究代表者 |
志和地 弘信 東京農業大学, 国際食料情報学部, 教授 (40385505)
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研究分担者 |
遠城 道雄 鹿児島大学, 農学部, 教授 (60194651)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 国際研究者交流 / ナイジェリア:ガーナ / ヤムイモ / 品種改良 / 2毛作 / 種苗生産 / ポストハーベスト / 孤児作物 |
研究概要 |
本研究はこれまでに開発したヤムイモの「周年生産」と「種苗生産」技術の確立並びに技術普及を行うとともに、収量性の改善のために育種技術の開発を目的とする。 1.ヤムイモの高収量品種の作出を目標に、ヤムイモの一種のダイジョについて人為的に倍数性変異体を作出する技術を開発した。ダイジョの2倍体品種から4倍体品種を効率的に作出できるようになり、高収量品種作出の糸口をつかんだ。また、施肥に対する生育反応が品種によって異なることが明らかになった。 2.ヤムイモの健全種苗生産および周年生産システムの体系化のために、挿木による種苗の大量増殖方法は国際熱帯農業研究所(ナイジェリア)の育種および品種選抜における世代促進方法に採用され、優良品種の育成期間が11年から7年に短縮できるようになった。また、この技術はビル&メリンダゲイツ財団が支援して2012年4月から開始されている「Yam Improvement for Income and Food Security in West Africa(YIIFSWA)」プロジェクトの普及技術に採用された。ヤムイモの周年生産システムの実証試験はナイジェリアとガーナで行い、ヤムイモとイネの2毛作における肥料の施用時期を確定した。さらに、次世代の種苗の大量増殖技術について、ムカゴの肥大成長に関する基礎的知見を得た。 3.イモ類の生産性の改善およびポストハーベスト新技術の普及戦略の検討のために、キャッサバとヤムイモのポストハーベストについて、ナイジェリアとガーナでバリューチェーンに関する調査を行った。ナイジェリアではキャッサバ粉の利用が推奨されており、付加価値の高い製品が開発されていることが判った。ヤムイモについては茹でるだけの半製品やヤムイモチップスなどが消費者のニーズに合うことが判った。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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