研究課題
基盤研究(B)
有効なワクチンがまだないマラリアへの対策においては薬物療法が不可欠であり、薬剤耐性原虫の出現と拡散は憂慮すべき重大な問題である。私たちは、薬剤に対しての有効性を知り、耐性株が出現した場合に速やかに同定することのできる基礎として、熱帯熱マラリア原虫の薬剤耐性に関連する遺伝子の多型を解析している。ミャンマー、イラン、インドネシアの熱帯熱マラリア原虫の遺伝子解析を行って、それぞれの国、国内における地域によって特徴的な遺伝子型を示していること、その地域に適した対策が必要であることを示唆する結果が得られた。
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Journal of Tropical Life Science
巻: 2(2) ページ: 92-98
PLoS ONE
巻: 6(8) ページ: e23430
http://www.tm.nagasaki-u.ac.jp/nekken/research/protozoology.html