研究課題
基盤研究(B)
ミャンマーで2010-2012年度にヤンゴン市とネピドー市でインフルエンザの流行調査を行い、インフルエンザ株の特徴と薬剤耐性の解析を行った。3年間に643株のインフルエンザウイルスを分離し、A/H1N1pdm09 257株、A/H3N2 182株、B 204株が検出された。流行時期は5-11月の雨期であった。A/H3N2とB型は日本の冬の流行に半年先駆けて新しい遺伝子型の株がミャンマーで先行して流行した。薬剤耐性に関してはA/H1N1pdm09にオセルタミビル耐性株の出現は無かった。B型は2株がザナミビル、オセルタミビル、ラニナミビルに耐性を示し、NA遺伝子248位に変異(I248G)が認められた。
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http://www.med.niigata-u.ac.jp/pa2/katudouhoukoku.htm