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2010 年度 実績報告書

バングラデシュ農村女性のメタボリック症候群の有病率と動向-疫学および遺伝学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 22406025
研究機関国立国際医療研究センター

研究代表者

廣江 道昭  国立国際医療研究センター, 病院・循環器内科, 医師 (80101872)

研究分担者 JESMIN Subrina  国立国際医療研究センター, 研究所・遺伝子診断治療開発部, 室長 (60374261)
山口 直人  茨城県立医療大学, 保健医療学部, 教授 (40239900)
下條 信威  筑波大学, 人間総合科学研究科, 講師 (20462210)
キーワードバングラデシュ / 農村女性 / メタボリック症候群 / 疫学調査 / 遺伝学的研究
研究概要

「研究の目的」近年、アジアでも肥満を基盤としたMetabolic syndromeと共に2型糖尿病の患者が増加している。本研究では、Metabolic syndromeの病態を把握し、さらに早期診断法の開発を主眼とし、病態の把握、治療効果の判定に有用な新たなバイオマーカーを検索・開発し、更に遺伝的素因を研究する。
「研究実施計画」共同研究者である当センター研究所Dr.JeminとBangladesh Dr.Arifur Rahman (Dept. of Cardiology, Bogura Medical College, Bangladesh), Dr. Farzana Sohael (Dept. of Gyenocology, Bogura Medical College, Bangladesh),ノーベル平和賞受賞したDr. Muhammad Yunusとの国際研究を開始した。平成22年5月からBangladeshの4村の女性(15~65才)約3000例(Metabolic syndrome,糖尿病、高血圧など)からの血液を採取して、Bogura Medical Collegeおよび当研究所にて網羅的にMetabolic syndromeに関連する種々のバイオマーカーを測定している。更に遺伝子解析を行う。
「研究成果」
1)現在、種々のバイオマーカーとしてサイトカイン、成長因子(VEGFなど)、細胞外マトリックス(テネイシンCなど)を解析中である。
2)遺伝的素因を研究するために種々の遺伝子を解析中である。
3)疫学調査として、Metabolic syndromeに関連する身体的測定値などを参考として、上記1)、2)と関連を検討する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2011

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] メタボリックシンドロームと心筋病変-つおくに糖尿病性心筋症を中心に-2011

    • 著者名/発表者名
      廣江道昭、遠藤久子
    • 雑誌名

      病理と臨床

      巻: 29 ページ: 249-253

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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