研究課題
基盤研究(B)
本研究においては、日本・米国・フィンランドにおける、主に看護職の役割を中心とした小児虐待予防の実態と、対策の比較調査を実施した。その結果、日本の虐待件数の急激な増加に対応するために看護職の役割の重要性をそれぞれの国の文化・社会システムに応じた活用の必要性が明らかにされた。米国では、虐待件数が多すぎるめにハイリスクを中心とした介入に特化した取り組みが実施されていた。フィンランドでは、人口が少なく、システムの浸透を図りやすいために自治体ごとの看護職の支援が行き届いていた。一方、日本では米国ほどの虐待件数ではないが増加している中で、フィンランドほどに行き届いた予防活動ができないことが明らかにされた。
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東京医科歯科大学大学院保健衛生研究科博士(前期)課程学位論文集
巻: (修士論文)
小児保健研究
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